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第五回ラジドリコロシアム
優勝

第五回ラジドリコロシアム 優勝チーム

Studio Monne.t
「栩栩然として、胡蝶なり」

【キャスト】
真弓寵之介:丸野三太郎
真弓鶴代:田中
明石英太郎:福良野亀ー
守衛:猫絵十兵衛
川床の店員:田中
車掌:Hans Schmidt

【スタッフ】
音楽:小林未季
脚本/編集:丸野三太郎
制作:Studio Monne.t

【音源元(あいうえお順)】
・OtoLogic
・効果音ラボ
・小森平
・VSQplus +
・pixabay

※敬称略

ベストアクター賞

劇団隙間産業 
「ただいまごはん」

はちゃこ 様

部門賞

演技部門

Studio Monne.t
「栩栩然として、胡蝶なり」


講評:ベルべる☆

冒頭の主人公の自然な語りがとても好印象で、作品に一気に引き込まれました。モノローグは温度感が命です。素朴で繊細な語りは、この作品にしっかりと血を通わせていました。全体を通して調和がとれており、静かな夕方に聴きたい作品でした。特筆すべきは教授の演技。話し方に深みがあり、年齢や性格、会ったことがないのに知っている人のような、顔や体格すらも浮かぶ説得力のある素敵なお芝居でした。母親も凛とした素敵なお芝居で、キャストの実力がこの作品のクオリティを支えていると感じます。受賞おめでとうございます。

脚本部門

劇団隙間産業
「ただいまごはん」

講評:矧矢

今回のお題テーマが「親子」という中で、非常にテーマど真ん中な題材だったなというのが第一印象でした。
誰にでもあり得る身近さと言うか、多くの方が共感し「こんな関係性を築けたら良いな」と思える内容だったと思います。
そんな中でも、マツがもう戻って来られない所まで描いたのは個人的には非常に良かったと思います。
あのシーンがあったから「それでも人生って続いていくよね」「だからこそ生きていかねば」という、とても前向きな気持ちになれました。

音声編集部門

Studio Monne.t
「栩栩然として、胡蝶なり」

講評:矧矢

私が毎回この音声編集部門を選考選考する際には、まずネガティブな要素が無いかどうかを確認していき、その上でそれぞれの作品独自の良さを探していくというやり方を採っています。
そんな中で本作は、ネガティブな要素が無いのはもちろん、この物語の世界観にグッと引き込まれる「力」に魅力を感じました。最初の掴みとなる工夫は様々だと思うのですが、本作においては音声編集が大きなウェイトを占めているなと感じました。
環境音や効果音などの音選びのセンスが抜群であるのはもちろんなのですが、実に心地良いテンポ、リズム感で編集されているのが見事だったと思います。

創意挑戦部門

ポロンクセマ
「三景」

講評:矧矢

今大会で新設された「創意挑戦」とは、単に尖った物を作れば良いという訳ではなく、明確な意図を持ちリスクを取った上でギリギリのバランスで表現された作品に贈られます。
そんな中での本作は、とにかく会話劇に特化し、会話以外の要素をギリギリまで削ぎ落とした内容となっていました。
それはBGMや環境音といった音声編集という側面だけではなく、視聴者側にも「この人の親はあの人で、そっちの人は・・・どういう関係だっけ?」といったように結構頭を使わせるのですが、登場人物の3名はそんな事はお構いなしに会話を進めていきます。一見するとそれは不親切のようで、ですが巻き戻してでも関係性を確認したくなるような不思議な魅力のある作品で、テーマである「親子」の関係性のキャラクターを直接登場させるのではなく、全て会話によって想像させる手法は大胆でありまさに挑戦的であったと言えます。
どこかで少しでもボタンの掛け違いがあれば崩壊してしまいそうな構成なのに、それを見事なバランス感覚でまとめ上げた手腕は本当に素晴らしかったです。